Bok No Bibrok

日々の考察。

音楽の楽しみ方

自分もわりとそうなのですが、「JPOPは好きでよく聴くけど、洋楽などはあまり聴かない(好きじゃない)」という人が多くいるように感じ、なぜなのかを考えてみました。

ひとつの着眼点として、音楽を「物語」として楽しむか、「音楽」として楽しむかの違いがあるのかと思いました。

どういうことかというと、

JPOPをはじめとした歌ものは、メロディや歌詞が織りなす「物語」をその他の楽器で引き立たせる構成になっています。

映画やドラマの良いシーンで良い音楽が流れていると、より感情が昂ぶりますよね。それと同じことを音楽の中だけで作っているイメージです。

つまり、これはある意味「音楽」というよりも広義での「物語」を楽しんでいると捉えることができます。

一方、UKロックやより原始的な音楽などは、あくまで個人的な意見ですが「音楽そのもの」を楽しむ傾向が強いような気がします。

自分の好きなRadioheadを聴くときも、JPOPの歌ものと比べ、歌があっても曲全体を「塊」として聴くような感覚でいることが多いです。

したがって、「物語」を楽しむことに慣れている人からしたら、そういった「塊」として楽しむ感覚がわからずどこを聴けばいいのかわからない、迷子のような状態になっているのかもしれませんね。

私としては、「良さがわからないな」と感じる曲でも、何回も聴いているうちに馴染んできたのか「なんか前より好きかも」という感覚に変わり、そういう「塊」としての楽しみ方がわかるようになってきました。

もし、毛嫌いしている訳ではなく、洋楽やマニアックな音楽も聴いてみたいと思っている人がいたら、試しに何度も聴いてみて、「音楽そのもの」の楽しみ方がわかるか挑戦してみるのアリかもですね。