Bok No Bibrok

日々の考察。

伝えること

コミュニケーションを通じて人に何かを伝えるとき、そのニュアンスがとても重要になってきます。

これはある意味、音楽などのアートに通じるところがあり、「こちらの真意が曲解されずに伝えられるか」という部分が似通っています(もちろん伝えたいメッセージがないアートもありますが)。

音楽であればメロディや歌詞、アレンジ、音色等、それぞれが聞き手に与えるイメージを余すところなく想像しなくてはいけません。

そして、この想像する作業は将棋やオセロなどの「ボードゲーム」に似ています。

こちらがこう動かしたら相手はどう動かしてくるか、という想定を何通りも考える必要があるからです。

「きっとこういう言い方をしたら誤解されて不機嫌になるかもしれない」

「落ち込んでいるから今は逆に何も声を掛けない方がいいのかもしれない」

「今これを言えば笑ってくれるかもしれない」

「自分の行動」とそれに対する「相手のリアクション」をたくさん想像し、「これなら曲解されることなく、想定通りの結果になるはず!」という行動を選択するのが大切なんですね。

もちろん、その行動が相手によく思われない可能性もありますが、その時は次に活かしていくしかないでしょう!

つまるところ、コミュニケーションというのは一種のゲームでもあり、アートでもあると言えます。

それがうまくできた結果生み出された作品は、とても素晴らしいものですしね。

また、ただこちらが一方的にうまくやればそれで終わり、というものでもないため、「チームワーク」が求められるスポーツのようなものと捉えることもできます。

そう考えると、こちらが少しイラッとしたからといって強い言葉で返してしまうのは、チームの成果として、全く良い状態にならないことが容易に想像できるため、やはり相手に嫌な思いをさせることが適した手段にならないことがわかります。

味方がラフプレーをしたからといって自分も雑なプレーをすればチームとしては負けてしまいますよね。

いつどんな内容でも、話し相手は「敵チーム」ではなく「味方チーム」だということは忘れないでいたいですね。

色々なものに例えることができるコミュニケーションは奥が深いものです。

相手によって正解も変わってしまうような難しい問題ではありますが、できるだけ好成績を残せるように引き続き頑張っていきたいと思います。

P.S.

昨日の夜ご飯はしょうゆラーメンでした。