Bok No Bibrok

日々の考察。

最期への心構え

「今日が人生最後の日だと思って生きよう」

Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズもスピーチで言った、良く耳にする言葉です。

でも、こう言われてどれだけの人が今日を死にものぐるいで生きることができるでしょうか?

少なくとも私は「毎日そんなに頑張ったら疲れちゃうよ」と思います。

そう思って今日を生きています!

そもそも死んでしまったら、「もっと死にものぐるいで生きればよかった…悔しいです!」と、後悔してる暇(?)なんてないような気がしますし…。

それよりも「好きな人や恩人が明日死ぬかもしれない」ということを想定した方が良い生き方ができるのではないか、と思います。

ちゃんと伝えたいことは伝えられているか、普段の態度はどうだろうか、もっと一緒に色々なとこへ出かければよかった、、、

こっちの方が毎日死にものぐるいにならなくても、日々のちょっとした所作が変わってくるのではないでしょうか。

ちなみに私の好きな伊坂幸太郎も、作品中で以下のような表現をしています。

「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」

「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」

「終末のフール」より

ときたま、

「自分がどれくらい生きるつもりで生きているのか」

「好きな人がどれくらい生きてくれるつもりで生きているのか」

を、考え直してみてもいいのかもしれませんね。