Bok No Bibrok

日々の考察。

戦わない

「戦わねばならん時がある」みたいなことを、マンガとかで見たり聞いたりすることがあります。

しかし、現実社会において戦う必要があることは実は稀で、大半は戦う必要のない場面、しかも無意識のうちに戦ってしまっていることが多々あります。

「あいつばっかり良い思いしやがって。何か欠点を見つけてやる!」

「おれの方が優秀だってことをみんなにわからせてやる!」

「あの政治家の発言を擁護するやつは許さない!」

特に「張り合い」という形でよく見られるこういった戦いは、誰かのためにもなってなければ、大して自分のためにもなっていないという、なかなか悲しいものです。

加えて、誰かのためを思うのなら、実はその戦場じゃないところで行動した方がもっと直接的にその人達のためになるのに、と思うこともしばしばです。

そして、戦う必要があるときというのは、思い返せば大概相手は自分自身で、しかも「勉強」とか「ダイエット」とか、ある意味自分のためのことだったりしますよね。

その戦いは、そもそもやる必要があるのか?

その戦いは、誰のためにやるのか?

その戦いは、何のためにやるのか?

戦いをおっぱじめる直前に、考えてみる癖をつけるとまた少し幸せになれそうですね。

P.S. 「直前に」と「筑前煮」って従兄弟みたいですね。