Bok No Bibrok

日々の考察。

理解するプロセスについて

最近どこかで以下のような言葉を見て「なるほど」、と思った。

理解するとは、パターンを察知すること。

まさにこれはヒューリスティック(経験則)でもある。

過去の経験を観て帰納的に仮説を導き、次の実践でそれを検証することにより演繹的な発見に繋がる。

職人等プロフェッショナルの多くは、このプロセスで広義の技術を磨いている。

そしてこの「理解する」一連の流れには、以下のような、ほとんど全ての物事において重要になってくる行為が見えてくる。

  1. 観察する
  2. 抽象化(一般化)する
  3. 実践する
  4. 検証(反省)する
  5. 改善する

PDCAのサイクルに似ているように見えるが、おそらく理解・上達することの「観察」と「一般化」の答えがPDCAなのだろう。

勉強など何かを深く理解することや、技術を磨く・上達することにおいて、この工程をちゃんと実行できているのか、常にチェックするクセをつけておくと良さそうだ。

なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力

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